焼津市の私立幼稚園(11ヵ園)さんの「教員研修会」へ

 

 やってきました!焼津に<ふくろうず>上陸!!

今回は、焼津市の私立幼稚園(11ヵ園)さん合同の研修会に呼んでいただきました。

場所は焼津市のシーガルドーム・サブアリーナです。とても立派な体育館でした。

 

 はじめに焼津豊田幼稚園の佐野園長先生から連絡を頂いたときに「11ヵ園で100人くらいの先生たちに、うたあそびの研修を」と言われ、「おお!100人規模の研修会だ!」と気合の入ったメンバー一同。何日も前から、気合が入りすぎて当日リーダーのわったさんに異変が・・・!なんと、体調不良でまさかのダウン。前半は、まるちゃん・たかぞうさん・おうじの三人でスタート。わったさんがいなくて、いつものトークも上滑り気味のまるちゃん・・・(焦)。でも、まるちゃんのつまらない話をちゃんと聞いてくれた、焼津私立幼稚園の先生方の優しさに助けられました・・・。(まぁ、研修会ですからね。真面目に聞かなきゃって、思ってくれたんですよね〜。急遽セットリストを組み替えたり、焦ってしまったりしてゴメンナサイ。はじめの方は説明がわかりにくかったですね。反省。)

 

 後半は、なんとか復活のわったさんも一緒に始めることができて一安心。研修では好評を頂いてる、おうじの「すき間時間を有効に」の講義をしてから、最近の<ふくろうず>研修会のメイン企画「替え歌・振り付け」コーナーへ。替え歌を身近なもので作って(今回は時間の関係で、事前に作ったものを使いました)、グループで「振り付け」を考えます。幼稚園や保育園の先生方はこれ、ものすごく「盛り上がる」んです。「うたあそび」をいろいろな対象年齢・場所・時間でさせてもらう事の多い<ふくろうず>は、相手によってオリジナルの遊びでも、既成(もともとある)の遊びでも、事前にもしくはその場で変化させて遊びます。大きい子向け・小さい子向けでも、大人と一緒・高齢者と一緒でも、楽しく遊べなければなりませんから。(この<ふくろうず>の得意技を研修会の企画にしています。)先生方には、こどもになって楽しんでもらいますが、同時に「自分のクラスのこども達だったらどんなことができるだろう?」を考えてもらい、いろいろな場面であそびに使ってもらえるものを研修にしています。

 

 

 今回は、資料を幾つか用意して置いてきましたので、参考にして自園で楽しんでみてください。(もし、質問・資料の問い合わせなどありましたら、メールをお送りください。データが手元にあるものであれば、すぐ返信いたします。)

 

 

 最後に、アンケートをいただいた中に「もっと大きい幼児さん(特に年長さん)向けのあそびを紹介してほしかった」というのがありました。<ふくろうず>メンバーは、保育園・こども園で全員働いているので、前提条件として「乳児さんも楽しめます」という言い方をするので、紹介したあそびを「比較的小さい子向け」と思われてしまったかな・・・?なんて感じました。なので、少し解説をしたいと思います。

 

 基本的に<ふくろうず>のするあそびは、全年齢対象です・・・(笑)。誰でも楽しめます。ただし、年齢・発達に応じて遊び方・ルールなどは少しずつ変えていきます。例えば、今回あそんだ「あんころもち」のうたは乳児さんは親子でのふれあいあそびとして抱っこして遊びますし、幼児さんは二人組で押し相撲をしました。でも、最後のお相撲の部分をジャンケンができるのであれば、最後ジャンケンをしてもいいですし、年長さんなら「おもち」から連想する言葉を考える勝負をしても面白いです。スピードを速くする・人数を増やす・簡単なルールから難しいルールへ変える・文字や数の要素を入れる、などなど。大きい子向けルール変更の方法は様々です。既成(もともとある)の遊びは、あそびうたCDの紹介をしたときにも言いましたが、毎回同じ事をしては大人もこどもも飽きてしまいます。

 

 「楽しい遊び」は世の中にたくさん溢れています。ただし、バカの一つ覚えのように(!!!)教えてもらったものを、そのまま遊ぶのでは芸がありませんし、飽きられてしまいます。さらに、年齢・発達に合わないものをこどもたちに提供するとあそびそのものが盛り上がりません。(もしくは、あそびにもなりません。)<ふくろうず>の研修は、そのまま持って帰ってもらってもいいのですが、僕達の思いとしては自分の園・自分のクラスに合わせてアレンジをしてもらうように構成しています。(今回の研修会の説明が足りなかったですね・・・、申し訳なかったです。)是非、これからも楽しい遊びを「もっと、こどもに合わせて!」「もっと、こどもが好きなものを!」の視点を入れて変えていってみてください。きっと普段の遊びが楽しいと、クラスの雰囲気がまったく変わると思います。

 

 ではでは、ありがとうございました。また、ご縁がありましたら、お会い出来ることを楽しみにしています。