<道具をそろえよう>
・移植ごて(小さなシャベル)、ビニールシート、軍手、長靴、剪定ばさみ等。必ず、自分の道具をそろえよう。ホームセンターなどで、簡単に手に入ります。
<土に混ぜるもの>
・はじめから、たい肥や肥料が入ったものを買っても良いが、前年度から使っている土を使う場合は、必ず土壌改良材を混ぜる。腐葉土やたい肥など、土を柔らかくするものを選び、しっかり混ぜる。石や根っこが残ったものは取り除き、きれいにしてから使う。土がフカフカでないと、根が伸びていかないので植物は大きくならない。(次に同じ系統の植物を育てるときは連作障害があるので土ごとかえる。)
<種の植え方、草取り>
・種は、土に埋めるというよりはのせる感覚で(目安は種の大きさの3倍ほどの深さに)植え、土をかける。
・草取りは必ず、「根っこ」から抜く。マルチ(黒いビニール)等をかけると、草取りの回数を減らせる。
<肥料について>
・ <窒素(N)> 主に、葉を大きくする。
・ <リン酸(P)> 主に、花や実を大きくする。
・ <カリウム(K)> 主に、根を大きくする。
というのが、基礎知識。化成肥料はそれらをバランスよく配合しているが、化成肥料のみで土を作ると土が固くなったり、養分が偏るので有機肥料やたい肥と一緒に使うのが良い。いろいろ、混ぜてみよう。(配合された割合が、7−7−7、10−14−8等 袋の表にパーセントが書いてあるので、それを参考にしよう。)
<水やりについて>
・土の表面だけを濡らしてお終いにしない。表面の土が乾いたら鉢の下からあふれるくらいたっぷりかける。
・乾いている時間に根が伸びるので、朝もしくは夕方の涼しい時間以外は水をかけない。
・小さな鉢やプランターは、水がすぐになくなってしまうので、頻繁に土の表面を確認する。半日陰に移す。
<終わりに>
・必ず、育てる植物について下調べをすること!
・土は水はけがいいもの、水もちがいい方とどちらがいいのか?肥料は何が、どのくらい必要か?種をまく、季節・温度や日に当たりすぎるとどうなるか?暑さ、寒さに強いのか?植え方、増やし方などなど・・・。
・経験者に聞くのが一番だが、周りに詳しい人がいないときは、やってみるしかない。怖がらないでやってみよう。
・とにかく、土さえうまく作れたら、ほとんど成功したも同然。様々な方法を試してみよう。
・失敗したら、原因を突き止める。原因究明は、まさに科学的知識が必要になるんだ!
ふくろうずメンバー
安間わたる
丸井ゆうじ
二瓶たかし
中根よしひろ
だんぼ楽会 創作あそび作家
<ふくろうず> 事務局
Mail : fukurous@outlook.jp
FAX : (053)434-2717