あさがお・マリーゴールドを育ててみよう!

 

 

 

 夏に元気な花をつける代表格。「あさがお」と「マリーゴールド」です。これは簡単に、種を取ったりできて増やせるのと、丈夫で育てやすいので、よくこども達と一緒に育てたりします。何より楽しいのは色が良く出るので、夏に<色水あそび>や<草木染め>ができること。こどもと一緒にたくさん遊べるおすすめ植物です。

 

 

<植木鉢と土と肥料を用意しよう>


・こちらも、イチゴと同じです。土を用意するのに簡単なのは、ホームセンターで花や野菜用に売られている「培養土」を買うこと。「培養土」とは、土にたい肥や土壌改良材、元肥などを混ぜて売られているもの。安いモノは肥料があまり入っていないので、自分で足して入れる。あさがおに関しては、蔓(つる)を伸ばしたいので <窒素(N)> が多い肥料を混ぜ込みます。大量に肥料を入れると苗一本で、家の壁中もじゃもじゃにするなんてこともできます。暖かくなった5月中旬までに種まきをしましょう。


・種まきは、直まき(いきなり花壇や畑に植える)でもいいですが、花壇などにきれいに並べたいときは、黒ポットで苗をつくってから植えると花壇の形を作りやすいです。


・黒ポットは、お店で売っていますが買わなくてもホームセンターや園芸店で、タダで(!)もらえます。お店の人に聞いてみましょう。

 

<管理>

 

・あさがおは蔓(つる)が伸びていきますので支柱を用意するか、もしくは巻き付いても大丈夫な柵などの近くにおきましょう。

 

・マリーゴールドは日なたが大好き(原産地がアフリカのものは特に)。日当たりのいいところへ。あさがおは、あまり暑いと枯れてしまうので、一日の半分が日陰(半日陰)になるところに置くといいです。水やりは基本に忠実に(!)。

 

・これで、暑くなってくると花がたくさん咲きます。花が咲く頃に、 <リン酸(P)> 成分の多い肥料を追肥しましょう。植物は、お日様にあてて、水だけあげれば大きくなると思っている人もいますが、光合成だけで作られる分はたかがしれています。しっかり、元気な花を咲かせたいときは、肥料が絶対必要(!!)です。

 

 

<種とり>

 

・さて、花が終わった後、しばらく放っておくと枯れてきます。それをそのまま色が茶色くなるまでとっておくと種ができます。これで来年、種を買わなくてもすみます。

 

・他にもいろいろな植物(食べた野菜や果物)の種を取ってみるのも面白いですよ。植えたら、芽が出るかも?